保育士の給料は本当に安い？

「保育士は給料が安い」と言われますが、平成27年度の厚生労働省の調査によると、年収300～340万円が平均的なのだそうです。
そして保育士である限り、年齢や経験によって給料が上がることはほぼないと言われています。

他の職種と比較した場合、確かに保育士の給料が高いとは言えません。保育士になって高収入を確保するためには、勤務する園の選び方が重要となるでしょう。

保育士で高い給料を目指すために選ぶべき園は？

保育士は働く園によって給料が違います。できる限り高い収入を目指すためには、次の3つがポイントです。

残業代や福利厚生がしっかりしている

しかし、保育士の給与に関する不満が少ないのは、「残業代が1分から出る」「社宅借り上げ制度で、月間8万ちょっとの補助がある」などのポイントが大きいと思います。
引用元：一生できる保育の仕事さがし｜安いとは思っていたけれど…保育士の給料・賞与問題を斬る！

残業代が全くでない、福利厚生がほとんどない、という園があることも事実です。しかし、これらの部分がしっかりとしていれば、高収入も目指せます。

高給料の地域で働く

平均年収が一番高いのが東京都の4,341,900円で、一番低いのが山形県の3,124,400円で、120万円もの差があります。
引用元：保育士くらぶ｜【最新版】保育士の給料事情！年収統計データからみる平均給与と引き上げ策について | 保育士くらぶ

保育士の給料には地域差があるため、平均的な給料が高い地域で働くことによって、より安定した収入を得ることもできるようになるでしょう。

運営母体で保育園を選ぶ

職場の運営母体の規模によっては、充実した福利厚生や高水準の給料が期待できることも。
引用元：ほいく畑｜保育士の給料を上げるには？月収・年収・ボーナスの実態や高収入を目指す方法を解説｜保育士求人専門サイトほいく畑

大企業が運営母体になっている保育園は、福利厚生が充実していて、給料も高い傾向にあります。
園を選ぶときは運営母体に着目してみてください。

保育士の給料は勤務する保育園選びで変化する

一般的に保育士の給料は高くありませんが、勤務する保育園選びを正しく行えば高収入を目指すことも難しくありません。
ご紹介したポイントを参考にして、勤務する保育園をよく吟味してください。

保育士が高い給料をもらうための秘訣とは？高収入の3つのポイント